仏具制作風景
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工房での制作風景です。
今回は、MEGURUシリーズの制作風景です。
1000度以上に熱せられたガラス。
どのように形になっていくかご覧ください。
これは種ガラスの窯です。
熱せられたガラスが液体になっています。
色のついたガラスパウダーです。
トレイの上に広げます。
竿を使って熱せられたガラスを巻き取ります。
濡れた新聞紙や木の板などで、形を整えていきます。
トレーに広げておいた色パウダーの上で
ガラスをコロコロ転がして色をつけていきます。
MEGURUの規則的な泡をつけるために、
型の中に入れて、少し息を吹き込みます。
このような感じになります。
規則的な泡をつけた後、もう一度透明ガラスを上から重ねます。
息を吹き込み、中を空洞にします。
こんなかわいい形にふくらみました。
別の竿に少しガラスをつけて、花立の底になる部分にくっつけます。
これのことをポンテといいます。竿のことはポンテ竿といいます。
口になる部分に少し傷を入れて切り離します。
口部分を窯で熱して、整えます。
全体を整えます。
底部分につけたポンテ竿を切り離します。
そこの部分にはポンテがついていた跡が残ります。
ポンテ部分が切りっぱなしで危ないので、ガスバーナーで溶かしてならします。
出来上がりました。
かなり端折ってしまった部分もありますが、このような形で制作しています。
他のシリーズによってはパウダーガラスではなく色の塊のガラスを使用して色付けしています。