大切な人を想い祈る場所があるってすてきなことだと思います。
自分のことを話したり、相談したり、時には大切な人がいる場所を想像して聞いてみたり。
答えは帰って来なくても、そういう場所が拠り所になって、大切な人とのコミュニケーションの場になると思っています。

仏具の飾り方・祀り方は宗教によって変わります。Bee-Sでは残されたご家族が大切な人を想う気持ちを大事にしておりますので、ここでは一般的な飾り方・祀り方をお伝えしていきます。

最上部：ご本尊、掛け軸など
上から2段目：お位牌や骨壺など
上から3段目：左に仏飯器、右に茶湯器
最下部：中央に香炉、左に線香立て、火消し、右におりん、香炉の横、または少し後ろに火立。一番端に花立

※段のあるお仏壇を参考にしています。
お持ちの仏具の内容や飾る場所にもよって変わります。

宗派に寄って、仏具の形も違います。
香炉などはお線香を横にして供える宗派があります。
Bee-Sでは横置きの香炉もお作りしております。

大切な方を思い出しながら、大好きだったお花を飾る、よく食べていたお菓子、おもちゃやかわいい小物を置く、季節のイベントごとにちなんだ飾りつけをしたり、残されたご家族が旅立った大切な人にしてあげられる唯一の場所だと思います。

私も娘を想う場所がなかったら、いつも心にある気持ち、「何かしてあげたい」を表現することができなかったと思います。残されたご家族が気持ちよく手を合わせられる場所、手を合わせたくなる場所、そんな空間が一番では内科と思います。

そして、逆にめぐってくる季節をお花や行事、イベントで感じることも、娘がくれたプレゼントかもしれません。

手元供養の場合、ご本尊や掛け軸、お位牌などがない場合や、お仏壇など大きなものを置かずに飾ります。
リビングや寝室で一緒にいられる、そんな雰囲気です。
花立とお写真とお線香と火立など、飾る方のライフスタイルに合わせて組み合わせています。
小さい子供さんがいたりするとお線香を炊かないというご家庭もあると思います。
お線香の代わりに香炉にアロマのオイルを垂らして香りで供養なさっていたり、火立のロウソクをLEDに変えて灯したりという供養の仕方をしているかたもいらっしゃいます。